Sepia Records

観劇鑑賞感想レポメモ ネタバレ全開/言いたい放題

本格文學朗読演劇 極上文學 第9弾『高瀬舟・山椒大夫』

2015/10/9,11(13:00~/18:00~),14(14:00~/19:00~),16,17(13:00~),18(13:00~/17:00~),24(13:00~/17:00~)
CBGKシブゲキ!! 大阪ビジネスパーク円形ホール


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極上文學は劇場で観なければあの世界に浸ることができない
大好きなシリーズだったので伊勢くんが出演決まったのが嬉し過ぎて、元々東京伊勢くん出演回全部取ってたのに、まだ観ていたくて急遽大阪飛んだ
こんなに同じ舞台に何度も通うの全帝以来なんですけど、それほどの素敵な作品にまた出会えてしあわせでした。

極上文學はドグラマグラ草迷宮を劇場で見て、Kの昇天をDVDで見ているけど、個人的には今回いちばんわかりやすいっていうか、極上独特の観劇後のぽやーっとしたかんじは勿論ありつつのなんだかしあわせになる作品
極上文學は世界観が作り上げられてて浸れるものになっているのが大好き
目で見て耳で聴いて美しい演出、というのが徹底されている
舞台上の絵面がほんとうにきれい
紅葉が各所でずるい。個人的には冒頭と剃刀のふーってやつの紅葉がたまらなかった
あの圧倒的な美しさは劇場でなければわからない 秀逸
初日、冒頭を観た時の揺さぶられ方といったら 言葉に出来ない

高瀬舟山椒大夫、原作読み直してしんどいだろうなと身構えてたけどしんどくなかった。
高瀬舟原作はしんどい、答えがない。でも山椒大夫は最後報われる。高瀬舟山椒大夫を入れ子にすることで1つの答えが置かれたような気がした。誰かの幸福を願う。これは極上文学の解釈。そんな話だから観てとても心地好かった
最初は二つの話をどう組み合わせるんだろう?って思ってたけど、組み合わせると言うより入れ子にしたことでどちらも引き立つ
高瀬舟をほとんど演じて、喜助の語りで山椒大夫を展開して、また高瀬舟の終盤に戻ってくる
大きな改変はないから展開は大体そのまま

万人に薦めるタイプの作品ではないかもしれない 言ってみればやや地味かもしれない しかしこれは派手に見せるものではない
難解さが残らない、それが今まで見た三作と全く違う
今回の極上世界はわからなさではない Kの昇天もドグマグも草迷宮も原作からして迷宮ワールドってかんじだった それが異世界感溢れる極上文学の世界の根底を担っている
今回それがない でもそこがなくてもあぁ極上文学の世界だって感じた
そもそも原作中にどうしようもない謎がない 演者のこの動作はどういう意味?っていうのには?を使ったけど原作自体に言及して疑問符飛ばした憶えがない
難解さに頼らない極上世界、私はとても好きでした


伊勢くんの喜助は弟にそっと寄り添うようなおにいちゃん
きらきらとしたもので満たされていて渇いていなくて、喜助なんだけどいじらしさがあるようなそんな喜助でした
地の文で喜助の笑みについて語られるときの表情が素敵
低音の喋りがずるい とくに短い、本見ないで言うような台詞

伊勢くん、山椒大夫への変わり様
荒くれ者、の底にあるぞっとする冷たさが視線と表情から滲み出ている
特筆したいのはやはり目付き
伊勢喜助は目がきらきらしているけれど、伊勢大夫の目はとても冷めている
喜助と山椒大夫の表情の違い

最後の「……お前」が現在の喜助で唯一表情が崩れている

伊勢厨子王と伊勢弟の破壊力 天性の弟力……さすがリアル弟
私には弟がいるんですけど、ちっちゃいときの弟こういうことするわしてたわっていうのをうまく演劇に落とし込んでる
お姉ちゃんに守られる弟だった お姉ちゃんに縋る
舟別れたところからもう安寿にくっつきにいくし、大夫のとこでもお姉ちゃんに縋っちゃう
特に安寿と別れるところ 顔埋めちゃう
本番は物販写真よりはラフめだけどおでこ出してるのかわいい
弟/厨子王/元服した厨子王 全部声色が違う


まっつんとてもすてきな演技
読みの調子がすごくすき 庄兵衛は長い説明語り多かったはずなんだけど、読んでるなってかんじじゃなくてすっと言葉が入ってきた
盛り上がるところもすごい ラストの盛り上がりの感情の昂りかたとても素敵
松本くんええ声すぎではって公演毎に呟いてた
松本厨子王は優等生ってかんじがした かわいい……
まっつんオールマイティー過ぎて なんでもできますねこの方……庄兵衛からは想像出来ないあどけなさ
動いてるのがいちばんかわいいタイプのひと

公演前のイベントとかでは伊勢くんが兼ね役大変ですか?みたいな質問受けてたけど、蓋を開けたらまっつん全部で5役もやってた
庄兵衛役の二人は庄兵衛と山岡大夫と二郎、全く違う3役

ふっきーさんはやっぱり読むのうまい するする聞ける 安心して語ってもらえる
庄兵衛がしっかり読める人たちだからこそ成り立つ話だなって
真っ当な人間すぎておかしくなりそうなまっつん庄兵衛と、沸点高いけど溢れだしたらすごい激しくて、でも「……失礼」で収めそうなふっきー庄兵衛 ラストシーンの話


鯛ちゃんいじらしかわいいが似合い過ぎる
椎名弟は、弟衣装の一文字な「儚い」を体現した弟だった
「ものをいうのがせつな↑くっていけない」の言い方がたまらない
椎名厨子王、山椒大夫序盤のぴょんぴょんしてるかんじかわいすぎて

弟・厨子王比較
剃刀のシーン
息ふうふう一番やるのが伊勢弟 もはや呻いてる
一番やらないのが椎名弟 なんか綺麗

鯛ちゃんは姉上様って言いそうな厨子王、いせくんはおねえちゃんって言いそうな厨子王、まっつんは姉さんって言いそうな厨子
鯛ちゃん厨子王は弟っていうイメージの理想系 かわいくていじらしくてぴょんぴょんしたりしてあどけない
いせ厨子王はリアルに弟 理想とかじゃない、こういうのいる こういうの姉を見ている弟はやるっていうのをやってくる
まつ厨子王は本当に良い子っていうかんじがひしひしと伝わってくる 優等生 だからこそ感情が表れる場面でぐっとくる
調べてみたら三人とも姉持ちリアル弟っていう こうも違うか!面白い

いせ弟はブラウンのシャドウ
鯛ちゃん弟はブルー
まつ弟もブルーのライン
まつ弟のブルーラインがすごく好き ブルーってなかなか難しいけどブルーなのにしょたらしいっていうとても美人さん

兄弟身長差どれもかわいい!


あとむ安寿、声色自体を女性に寄せて作ってないのに喋り方やら所作で女性に見せてくる イベントで女の子の真似はしたくないって言ってた通りだった
山椒大夫厨子王が殴られるところ、全力で守りにかかってて包み込むようなお姉ちゃん
終盤、顔つきが変わってからの大人びた表情がすごい 寂しいほどの大人びた顔つき
入水シーンがとても綺麗


極上文學は物販のデザインが毎回素敵
パンフレットのカバー部分にある文章が秀逸 今回の極上文学の全てを表してると言っても過言ではない
「極上の文學は、儚いほどの希望と、やわらかな絆を乗せた 喜びと隣り合わせの 幸福な罪」
パンフで伊勢くんの鼻のほくろ消されてる(笑)
白衣×軍服、性癖の塊過ぎてどうしようもなく感謝した 紅葉と背景と色合いもすごく綺麗 あと眼鏡
ルッキュのブロマイドどっちもたまらない
極上バインダー、つい買っちゃってめっちゃお洒落なんだけども、リフィルぺらっぺらで無印アルバムユーザーとしてはちょっと なんか違う使い方できないかな、せっかく素敵なバインダーなので
極上アクセ、2色とも買ったから服に合わせて色変えようって思ってたのに、そういえばこれピンクが安寿でブルーが厨子王だよなって考えたらもう二個付けしかできなくなってしまった

セットが素敵
回転する真ん中の台の使い方がとても良い味を各所で出している
最後のシーンの美しさと言ったら 息が出来なくなる

極上サントラ欲しいと思ったけど、橋本さんのその場での生アレンジだから良いんですよね
恒例のカテコ曲大好きなんだけどOP?っていうか1曲目もとても好き あと庄兵衛が語るシーン


【9/東京初日】
伊勢喜助、松本庄兵衛、椎名弟、水石安寿、松田林太郎

初日は終演後言葉が出て来なかった 極上文學は観劇後に世界を引き摺る

E下手
下手の語り手椅子に喜助が座るのでついつい見ちゃった
近過ぎるのも見にくいかも 段の奥が見切れる
サイドだとスクリーンの裏が見える 影絵のときのあとむ安寿の表情が見えてた 素敵
ライトの前で紅葉散らしてる

開演前のアンサンブルさん練り歩きの「たすけてください」「ありがとうございます」がよくわかっていない 島に流された罪人だそうです
漢字が一文字書かれた四角い紙を配り歩いている
衣装の一文字みんな分+セットの文字+α とりあえず見かけたものは以下
喜、儚、寿、夢、庄、椒、罪、心、絆、幸

具現師の福島さんに紙もらえた!庄!
具現師さんが後ろのお客さんにどちらでしょう!って2枚をシャッフルしてて、次の標的(笑)を私に決めたってときに1枚しかないのにエアーシャッフルしてくれたので、こちらも空の手からいただいてから実際の紙をいただくという茶番をしました 笑


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鯛ちゃん弟に寄り添われてたけど、いせ喜助も弟にそっと寄り添うような喜助だった

紅葉の演出が非常に美しい
剃刀のシーン、グロ苦手なので身構えて臨んだけど案の定卒倒しかけた
剃刀抜く直前の喜助の浅い息と漏れる上擦った声でふうくん思い出した時代厨
紅葉を吹く弟 最高……ぞっとした また喜助の表情が良い
言い方悪いけど顔に紅葉ぶっかけるの最高
ぱたん、と本を閉じる音 事切れる音 秀逸

客降りの静止位置とか歩く範囲とかがちょうどF列まで(極上シート)
客席降りは安寿と厨子王 ゆっくり歩いたり歩きながら読んでたり
冒頭は庄兵衛も降り

赤眞コーナー前
柄杓ぶん投げて手でばしゃばしゃやりだすあとむ安寿 いらない~って微笑みながら手を振る
腰落として回転斬りする鯛ちゃん厨子

突然ハイテンションで出てくるいせだいに吹いた(笑)そこ伊勢くんはモブ奴として出てくるからほんとにただのイセダイで出てくる 元気!
伊勢「っしゃ~い!!!」

安寿「鳥になって……」のところ
うんうん大きく頷く鯛ちゃん厨子王がかわいい

喜助「それでもただ、弟に生きてほしいと願ったのではございませぬか」
「全ての幸福を託して」

庄兵衛「この男の幸福を!!」
林太郎「この男の幸福を!!」
庄兵衛・林太郎「「願った!!」」
安寿「どうか、永く永くこの幸福が続くようにと」
どうか永く永くこの幸福が続きますように、間髪入れずにそっと言うのがそれまでの流れ含めて秀逸過ぎる 林太郎と庄兵衛の叫びの後、安寿の台詞が響く あとむくん安寿のやり方

庄兵衛「人は、己に正直に生きられるだろうか」
林太郎「己の感情は己の感情である。己の思想も己の思想である。」
安寿「天下に一人のそれを理解してくれる人がなくたって、己はそれに安んじなくてはならない。」
弟「それに安んじて恬然としていなくてはならない。」
喜助「穏やかに、静かに、夜に流れる川のように」
最初の庄兵衛と最後の喜助以外は『余興』の引用
冒頭でも語られる言葉

カテコで真ん中にいる伊勢くんにじーんとした


【11昼】
伊勢喜助、松本庄兵衛、椎名弟、水石安寿、天宮林太郎

まっつん本邪魔なタイプのひと 台詞部分は基本あまり見てない

いせたい兄弟、背中合わせ、ではない
喜助がすっと背筋伸ばしている ぴんと伸ばしてまっすぐに座っている
それに弟がそっと寄っている
鯛ちゃん弟のいじらしさ

剃刀シーンオペラグラス覗いてたらわりと平気 最終的には慣れた
伊勢喜助、剃刀を抜いてから呻いてた
初日は抜く前から呻いてた気がする

山椒序盤の鯛ちゃん厨子王、女中さんに対してつかれた~みたいなイヤイヤしてるのめっちゃかわいい

伊勢大夫、だーはっはっは的な笑い声上げるし意地悪そうに口角上げたりもするんだけど、そういう動作の合間がすごく冷たい顔をしている

母「守り本尊を大切におし」
首を横に振るあとむ安寿
首を縦に振る鯛ちゃん厨子
いせ厨子王とまつ厨子王は状況に頭が追い付いてないかんじがする

天宮さん母のほうやれほがとても素敵

喜助「弟は夢を叶えたんです」
夢、とは

林太郎=庄兵衛
天宮林太郎と松本庄兵衛の畳みかける言葉の繋ぎが今日も凄かった このシーン大好き
まつ庄兵衛、この日頂点までテンション持ってくるの早かった

喜助「此の如くに先から先へと考へて見れば、人はどこまで往つて踏み止まることが出來るものやら分からない。」
原文は言わずもがな秀逸だし、伊勢喜助の読み方もすごく好き

「それが罪であろうか」
寄りかかってる弟が喜助の顔のすぐ横で言うのずるい
鯛ちゃん弟は微笑んでいる

喜助「あぁ、……雪でございます」
低音、やさしくやわらかくそっと、置く

ラスト、喜助泣いてた
セット回転してるところから微かな嗚咽が聞こえた 目元が赤い


◆ダブルカテコ
ルッキュ回だったので小話、など……
鯛ちゃんの方見るいせくん
椎名「俺は特にないんで」

まっつんに話しかける鯛ちゃん
椎名「黙ってるとイセダイ困るから(黙ってよう)」

伊勢「ごはんたべましたか???」
お弁当出ると思ってたらなかったから食べてないって天宮さん
伊勢「あっでも今日はありましたよ!お弁当!チャーハンとか!」

鯛ちゃんあんなにかわいいのに「キャラぶれてるよね」とか「俺は特にないんで」とか、まっつんにこそこそ「黙ってるとイセダイ困るから(黙ってよう)」とかいせくんいじりが容赦ないの可愛い

伊勢「ノープランだとよくないですね^^;」

最後いせくんが「……あっ俺か!」って言って締めの挨拶しててそうだよ貴方が主演です;;


【11夜】
村田喜助、藤原庄兵衛、伊勢弟、水石安寿、天宮林太郎

伊勢くん弟・厨子王初日
弟力の高さ 身長あるけど厨子王はほんとに幼い弟にしか見えない
喜助の弟の方では、剃刀刺さってるとこの人間味がある死にかけ感からの、どんどん薄れていく命の匂い、狡い
通路から2列のセンブロ上手 厨子王的にめっちゃおいしかったしカテコいせくんポジで嬉しい

前アナのふっきーさんが良い声過ぎる
「舟からの極上の紅葉をご覧あれ」
"極上"の伸ばし加減と吐息

開演前練り歩き
アンサンブルさん二人でお客さん相手に告白ゲームしてた 神田さんと赤眞さんだったかなぁ
「たすけってくださいっ!!!」って言いながら配ってる紙を両手で差し出してる
以降の公演でこれがブームになったのか、アンサンブルさん四人でお客さん一人相手にやったりしてた
一番面白かったのが、純真誠心誠意!みたいな三連発からの、片手でぶっきらぼうに差し出しながら低音の「たすけってください」な濱中さん これは優勝 イケメン過ぎる

マルチキャストの凄さを思い知った こうも変わるのか
役の印象自体から変えられるかんじ、見せ方もほんと違ってこう来るかと

みついせ回がしんどい
こんなつもりじゃなかった いや正確にはこんなつもりだったけどそうじゃなかったんだけどやっぱりこうなった
観劇後の心境が全く異なる
せつないしあわせ しんどいしあわせ

序盤、弟が語り手の時点から、お兄ちゃん出てくるとあっ兄さんきた……!みたいな反応してじっと見てる伊勢弟の表情が切ない
いせ弟の鼻歌至福でした 三行目でなぜか毎回キー落とすのはなんなんだろう
庄兵衛が喜助について見た目で語るところ、ふき庄兵衛を見て言葉に反応して微笑んだりしてる伊勢弟

喜助「殺しました」 みつ喜助の本の使い方
真っ直ぐに開いた本をゆっくり上げていって口元を隠す
ずるいけど意図がわかんない

みつさんすごい、あえて読んでこうなる役者さんいるのかと 徹底して読んでいる
ナレーション/台詞の区分けじゃない 感情の閾値を越えるか越えないかの区分けな気がする
そして越える場面がとても少ない 弟殺す場面で越えてない
みつ喜助は基本からからしている
(大千秋楽のダブルカテコで、最後の場面に持って行くためにそれまで極力抑えたと話されてました)

冒頭も語りも、死んでる弟への手の伸ばし方がたまらないみつ喜助 囲み取材で指先までって言ってた通り
剃刀の前の影絵のシーン
謝る弟にいいんだよみたいな身振りをするところ、前屈みにものを食う弟に、手を伸ばしかけて、でも伸ばせなくて開いた指を軽く握り戻してた手付き
みつ喜助の手は迷う
なのに弟を掻き抱くときの激しさが狡い

伊勢弟の死に際
血を吹く 地を掻く いい意味できれいじゃなかった印象
いせくんの演技は人間味に強いと改めて思った 人間味強いって表現変だけど
殺される瞬間に向けて、その人間味が薄れていく演技が素敵

弟「医者がなんになる」の言い方がたまらなかった 低くて小さくて
淡々と囁くいせ弟 みつ喜助をがっと引き寄せてからの囁き
相手越しに本を持つのが非常にたまらない
「仕方がない抜いてやるぞ」ですら、みつ喜助は喋りは勿論他の部分でも弟と対話をしないのがぞっとしてたまらない 殺してからなんだ

弟殺す場面、演劇で見せるという意味でシーンの再現をしてるいせ喜助と、あくまでお奉行に何度もさらわせられた筋の通った話として語るみつ喜助と、全く違ってどちらも好き
いせ喜助も語りではあるし、みつ喜助も反応しないわけではないんだけど、印象が全く異なる
ただ剃刀抜いたあとのみつ喜助は感情が溢れる あれは狡い

いせくんは意地でも人と同じことをやらないだろうと勝手に思ってたけれども、やはり弟・厨子王の目立つアクションは鯛ちゃんとほぼ違った
鯛ちゃん厨子王がいやいやしてたところは女中さんに「だいじょうぶ!」って返してた

安寿「そんなにはしゃいではいけないわ。厨子王、早くお父様に会いたいわね」
ねえねえって弾ける笑顔からのしゅんとして俯く伊勢厨子
まつ厨子王はうんってにっこりしてた

洞穴に入るとき這って行くいせ厨子
寒さしのぎに足すりすりしてるのかわいすぎた
天宮母さんがそんな厨子王の膝に手を置く
ふき山岡大夫にいせ厨子王が身構えるとこでも手置いてた

舟を見てからのいせ厨子王のテンションが高い すごくはしゃいでる
ふき山岡大夫が船頭たちに話しかけてるところ、下品な笑いしてる船頭たちと一緒になって笑っちゃういせ厨子王が本当に小さい子だなあと思った 目の前の人が笑ったから笑うって、小さい子のすること

みつ山椒大夫に殴られた後、あとむ安寿に抱えられながらいせ厨子王の手が震えてた

伊勢厨子王の「痛!」
「いっ"た"」まで発音する

いせ厨子王が柴刈りで膝立ててるとき、爪先だけ地面につけた状態の曲がった足裏が素晴らしい造形物 新たな境地を開きかけた
傷口ぺろっと舐めちゃうのかわいかった

大量の柴を恩人に投げるいせ厨子王(笑)
すさまじい量抱え込む厨子
厨子王「……あーーっ!!!(ばさぁぁぁぁぁ)」
おうぇっえっ!!てリアクションしてくれる赤眞さん
気にしないでお姉ちゃんのとこに行くいせ厨子

村田「オーじいさんここにいたのかー(見事すぎる棒)」
藤原「きょうこそぜったいかつぞぉ↑↑↑」
かわいい

赤眞コーナー、厨子王だとあくまで役なのでいせ厨子王かわいい!
後ろの具現師たちの手拍子にびっくりしてから真似してたり、自分の番で手拍子してたり
自分の番では上手く叩けてなかったのめっちゃかわいい ちょっと速い ずれてる

天宮林太郎は各所で言葉を止めてページを破り捨てる
庄兵衛や安寿の心中などを語らずに破っているような

いせ厨子王の焼き印の叫びがたまらない
2回目さらにワントーン高くなるのがまた良い

二郎「どうかな、明日仕事に出られるかな。……大勢の人の内には」
ちょっと溜めてから理由話してた

安寿が山に行かせてくださいと二郎に頼むシーン
いせ厨子王もお姉ちゃんを見て戸惑いながらも頭下げるのほんと弟

安寿が髪を切られるとき本で顔を覆っちゃういせ厨子王 見れない

安寿と厨子王が別れるシーン
安寿の手を取って片膝を付く鯛ちゃん厨子王と、安寿の腰にぎゅってしがみつくいせ厨子

二郎「萱草ああああああ!!!!」
ふき二郎叫んでてびっくりした

ふき庄兵衛が語っているときに水を掬うみつ喜助

庄兵衛「私はこの男を羨んだ」
林太郎「私はこの男を妬んだ」
安寿「私はこの男を憐れんだ」
妬んだの言い方、天宮さん林太郎ものすごく素敵 秀逸 言葉にできない 語尾

ラストシーン、観劇3回目で初めて泣いた ぼろ泣き
セットが回転している みつ喜助が嗚咽する声が聞こえる
いせ弟がそっと離れて、みつ喜助がそれまでいせ弟が触れていた肩にそっと手をやって、いないのに気付いてばっと振り返って、どたどた音がなるぐらいの激しさで駆け寄って、
喜助「……おまえ、」
弟「……兄さん。」
みつさん喜助、感情の爆発のインパクトがえげつない 泣くタイミングは伊勢喜助と同じなんだけど むちゃくちゃに泣かされた
ラスト本持つ手が震えてるみつ喜助

◆カテコ
ルッキュカメラにぴーすし続けるみつさん
そもそも司会をふっきーがやっている(笑)

袖で泣いてるのをふっきーにばらされるいせくん
藤原「『みつさんがだめなんだよぉ;;』」

村田「最近の自販機って……」
ふっきーに止められるみつさん(笑)

天宮林太郎がページを破り捨てる動作について
みつさんとふっきーさんがどうやらその演出を聞いていなかったようでびっくりしたという話(笑)
伊勢くんは聞いてたそう


【14昼】
村田喜助、藤原庄兵衛、伊勢弟、水石安寿、松田林太郎

冒頭の喜助の違い
頭下げて弟に顔寄せるみつ喜助
少し上をまっすぐに見つめているいせ喜助

いせ弟はとてもお兄ちゃん好きなんだねってかんじがする 語り手のときのお兄ちゃんを見る目とか

いせ弟の死に際、生々しさがやっぱり凄い
口にまで血の紙入ってたし、この日はみつ喜助まで盛って来てたかんじがする
弟「ものをいうのが切なくって可けない」
ちょっと溜めててせつなさ増してて素敵だった
弟が急かして喜助の本をぐいっと押し上げるのが好き

殺したあと泣きそうないせ喜助と泣かないみつ喜助
抜いた後、倒れる弟を追うように動くみつ喜助
いせ喜助はえいって引き抜いてるかんじがする

いせ厨子王は甘えただなぁ……
あとむお姉ちゃんは弟に応じて対応を変えてくる

山椒大夫厨子王が殴られるシーン
殴られたところを触って、みつ山椒大夫から顔背けてぷるぷる手が震えてるいせ厨子

赤眞コーナー前
いっぱい芝を抱えたと思ったらちまちま刈っていくいせ厨子王かわいい
姉弟の焦らしコンボ笑った
久し振りじゃの~って木こりさんに無言フリーズするいせ厨子
紹介されたあとむ安寿も無言フリーズ

ラストシーン
あとむ安寿といせ弟が手を離す真ん中に手を伸ばそうとしたけど、伸ばせなくて戻して泣くみつ喜助さんに泣かされた
みつ喜助さんは本当に手が狡い
みつ喜助感情ところどころ盛り出したし、いせ弟はもうどっかんってかんじだし
みつ喜助の最後の口元が狡い

カテコ曲終わりめっちゃきらきらしてて橋本さん遊んでらした 素敵


【14夜】
伊勢喜助、藤原庄兵衛、松本弟、水石安寿、松田林太郎

いせまつ兄弟ようやく めっちゃ好み

いせ喜助の感情が、のめりこむような演技が 観ている側も引きずり込まれるような 伊勢くんのこれを待ってた
ダブルカテコのいせくんふわっふわしてたからああやっぱりってかんじ
ある時点で役に引っ張られるぐらい入っちゃうのが伊勢くんのすてきなところ そういうときの演技すんごいたまらない

鼻歌歌うとき本をゆらゆら動かしてるまつ弟かわいい
鼻歌でも、のところ、どの弟も庄兵衛の顔を見て小さな感嘆符が出てそうな仕草をする

いせ喜助、「車輪のようなものがぐるぐると」の切羽詰まった喋り方に息が詰まる
演奏も併せて盛り上がる 素敵なシーン

まつ弟の死に際が素敵
まっつんは声の使い方が上手い こうしたらいいかんじに掠れる、みたいなことがわかってる どこか声優さんのやり方っぽい 声優もやってみてほしい……

いせ喜助の前髪、分厚いのかわいいけどちょっとさすがに目に刺さんないのかな?って思ってたら、山椒大夫パート入る直前のふき庄兵衛に話すところで動作に紛れて頭若干振ってた(笑)

洞穴
まつ厨子王はお母さまに首こてんって甘えにいかないんだなあ

まつ厨子王、優等生と思いきや舟乗るとこで水に手を突っ込んで遊んでて、あとむ安寿にあらあらみたいにされてて可愛い

見得を切る伊勢大夫が好き
複数人一気に大きく動く場面だから動作のテンポが難しそう
山椒大夫厨子王が殴られるシーン、まつ厨子王は大夫に背向けて小さく丸くなってる

姉弟の別れのシーン
まつ厨子王はあとむ安寿が離れてからもしばらくあとむ安寿の手を握ってたままの体勢でいて、その後自分の両手をぎゅっと耐えるように握っている
それまですごくできる子な弟くんだなあってかんじだったから、ここでいじらしさを出してくるの狡い

語るふき庄兵衛の後ろに伊勢喜助が立っているシーン
「彼と我との間に~」のところ、ページを捲るタイミングと手付きを揃えてる いせ喜助はふき庄兵衛と同じ捲り方をしている
庄兵衛が自分と喜助を比べてる場面だからかな
あそこのふき庄兵衛はぐらついてて、一方いせ喜助はただ立って庄兵衛を見下ろしている 表情も湛えず、周囲に視線も送らず しかし本を捲るという動作は同じようにする
喜助は庄兵衛と位置を入れ替わって、庄兵衛の位置から庄兵衛を見ている

喜助「此の如くに先から先へと考へて見れば、人はどこまで往つて踏み止まることが出來るものやら分からない。」
伊勢喜助全く違う言い方に変えてきた 積み重ねるようにしようとしてた

ラストシーン
いせ喜助、この日は泣いてなかった
やっぱりいせ喜助はしんどくない幸福の話だなと思った


【16日】
村田喜助、松本庄兵衛、伊勢弟、服部安寿、松田林太郎

後方席 弟が死んだところと厨子王が別れたところの通路が見たかった
いせ厨子王、口むって噤んでていじらしい

いせ弟抱えるときのみつさん喜助、首の角度がほんとうに美しくて意識してやってる美しさ

いせ弟の死に際
声に含む息の配分が素敵 色々試すなあ
「医者がなんになる」のところ、いせ弟が本見ないで喜助の横顔に向けて喋ってた 言い方も凄かった 囁き
恨めしそうな目の虚ろさ
喜助「抜いてやる」のときの表情が過去に引き戻されてるように感じた
「からりと目の色が変わって」
いせ弟の表情の変わり方 流れるようにふっと笑んで、目線落として、本当に美しかった
儚いの引き出しを見た

つばさ安寿は包容力<女子力ってかんじ
それでもつばさ安寿にも容赦なく縋りに行って弟力発揮するいせ厨子王(笑)
母との別れのシーン、安寿が厨子王からちょっと離れてておかあさま……はらはら……ってかんじになってたのに容赦なく縋りに行ってた
でも山椒大夫厨子王が殴られたとき、厨子王が客席から見えないぐらいがっつり囲って守っててお姉ちゃーん!
うちの弟になにしとんねん手前って言いそうな姉貴とか思ってごめん

厨子王「お母さま、こうしていればあたたかいでしょう?」
容赦なくすりすり行っててかわいかった 最初は控えめだったので

舟に乗った時ゆらゆら身体揺れてるいせ厨子王 波かな

まつ二郎と翼安寿なんか恋が始まりそうだった(笑)

赤眞コーナー後
厨子王「思ったのにぃ!」
語尾かわいい

庄兵衛が喜助と自分を比べてるシーン
曲がすごく好きで毎回のアレンジも素敵で、庄兵衛の演技も見たいしアレンジも聴きたいしで、目はよくあるけど耳が足りないっていう新しい感覚に陥った

林太郎と庄兵衛が怒濤の語りをするシーン
みつ喜助は弟に寄りかかりそうな首の傾き 目蓋を下ろしている しあわせそう
いせ弟のくっつき方もいじらしさが増してた

ラストのいせ弟に泣かされた
雪に手を伸ばす弟
なんだかとてもみつ喜助から離れ難そうで、よろめきながらお兄ちゃんから離れて行ってた
これまで観た回伊勢くん含めて3人ともすっと行ってしまうってかんじだったから
みつさん喜助と引き合う形も素敵
弟「兄さん」の言い方が泣きそう
何度でも言うけど最後のみつ喜助の一瞬の口元、凄まじく抉ってくる

通路に立ってる弟、そっと本を持ち直して両手で大事そうに抱えて喜助を見ていた

◆カテコ
一言一言を大切にする、と挨拶で言ったみつさん、締めの挨拶でご来場をごかいじょうと言い間違える(笑)
!?!?ってなる皆www
村田「一言一言を大切にするって……(笑)」
みつさんかわいい


【17日昼】
伊勢喜助、藤原庄兵衛、松本弟、水石安寿、天宮林太郎

あとむ安寿千秋楽

良すぎて騒げないってあるんだなあと
今日の喜助には有難うと言える 頭を空っぽにされる喜助でした 凄い回収録された……
ラストは勿論なんだけど序盤からずっと途切れずにすごい……ってなってた伊勢喜助さん なんかどこがとかじゃなくてぜんぶ
終わるから嫌だではなくしばらくこの公演ですら見たくないほどにこのマチネは刺さった 映像で見たらまた違うんだろうな
なんかもう観劇趣味すっぱりやめたいぐらいの心持ち なんでしょうこの酷い充足感 ってぐらい なんなんだこの破滅的な感銘

伊勢喜助、舟へ歩いてくるときのしあわせそうな顔 希望がある
まつ弟が鼻歌を歌い出したときにしあわせそうにまぶたをおろすいせ喜助
まつ弟はあんまり引っ付かない 後ろに寄り添っている

剃刀、ガッて引き寄せる弟みんなソフトになってる?
いせ喜助、剃刀抜いた後の小さい声の上擦った「あぁ、」がすごい好き

まつ厨子王の「寒かろうねえさま」の泣き方すごく素敵

まつ厨子王、守り本尊拝む高さとかなにか角度とかタイミングとかちょいちょいおねえちゃんとずらしてきてたのが気になった どういうことなんだろう めっちゃずれてるとかじゃない、なんか細かいところどころで

終盤、高瀬舟パートのいせ喜助
これまでより全然手前のところで顔歪めて泣き出した 「人はどこまでいって踏み止まる~」の後あたり、ふっきゅん庄兵衛が喋ってるところでもう泣いてて、「苦から救ってやろうと思って命を絶った」とか泣きながら言ってた 泣かされた
泣きながら手を使って鼻啜っていて、そんな動作勿論今までなかった ほんとこうやって変えてくる いせくんの演技はその場で生きているという印象を受ける

庄兵衛「本当の罪悪など知らないのだ」
ふき庄兵衛を振り返って、表情なくぼーっと遠いものを見るようにふき庄兵衛を見るいせ喜助
二人の遠さを感じる
ここの曲もすごく好き 思い出すと泣けてくる
庄兵衛の語るシーンの曲がどれも秀逸

ラスト、兄弟がお互いの本読むのが好き
読み聞かせるみたいに本を開いて、まつ弟に見せるようにしているいせ喜助
まつ弟の手から本を取った後、まつ弟の手をそっとふわっといたわるように触れる

喜助「あぁ、雪でございます」
低音のすごく僅かな囁きのあぁ、と手の動き

「お前、」の後下向いて泣き出しちゃういせ喜助
降りた弟の方を見て、正面に戻って、
ふ、と口元が笑む


◆カテコ
天宮「こんなに喜助感情的だったっけ!?って……」
本当に。


◆ダブルカテコ
最後、軽く締めてってふっきーさんから渡された伊勢くんが、僕話したい事あるんですけどって
「亜飛夢の吸収率が凄くて一番変わったのが亜飛夢だと思う」
「今日安寿が髪を切られる時、にやっと笑ったんですよ、僕だけにしか見えてないんですけど」
って話してた 良いなあ


【18昼/東京前楽】
伊勢喜助、松本庄兵衛、椎名弟、服部安寿、天宮林太郎

前楽は喜助というか、喜助に入り込んだ向こうに抜けてむしろ伊勢くんだった、ように感じた 楽だなあと思った
序盤から滲み出ていた 良い悪いじゃなくてこれが千秋楽なんだなと

だーっと喋って「~ですが」って区切るかんじの、句点をスルーして読点で句点を打つ演技での喋り方、つねくんがよくやるんだけど、今回いせくんが喜助のときにちょいちょいやっててびっくりした
あれすごく好きなんだけど、やってる人多そうと思いつつ明確にやってるのつねくんしか知らなかったんで

喜助「目を半分開いたまま死んでいる弟の顔をじっと見つめていたのでございます」
言葉に合わせて鯛ちゃん弟の頬に手を触れてた

伊勢大夫の笑み 安寿の髪を切った瞬間の口元の歪め方 左が歪む
姉弟に大夫が名前を付けるシーン、安寿でちょっと引っかかったんだけど、その後厨子王も同じとこ溜めて元から溜めるとこだったみたいにしてて臨機応変さに感心した
火箸を当てるときの芝居がかった口調と朗々としたええ声が好き

翼安寿のヒロイン力が高い
翼安寿×鯛ちゃん厨子王の2次元感いい組み合わせ

喜助「人はどこまでいって踏み止まる~」
畳み掛けると積み重ねる
みつさん喜助といせくん喜助逆になっていったように感じる


◆ダブルカテコ
天宮「(いせくんの方向いて)久しぶり?あ、昨日やったか」
伊勢「昨日の昼ですね!」
天宮「そっか(笑)喜助こんな嗚咽してるの初めて見て。そしたら袖でも嗚咽しててこんなに泣くぅ!?って(^-^)」

椎名「今回厨子王と喜助の弟と、どちらも弟ということで、実際に姉が二人いるんですけど。生まれもっての……生まれたまま甘えられる状態?」
伊勢「そうですね^^」
椎名「だからすっと役に入れたかなと。喧嘩もしましたし、優しくなるまでに時間かかりましたけど(笑)今でも会ってご飯行こっかってなりますし」

椎名「冒頭のシーンは一番力入れてて。美しく、美しいシーンにしようと作っていました」
鯛ちゃんからその言葉を聞けて嬉しい ほんとうに美しくて圧倒されるシーンだった

椎名「そっちの人が良いことを言って締めます」
伊勢「伊勢大貴です今から良いこと言いまぁす^^」

伊勢「今回喜助を演じててほんとうにつらくて。でも弟から託されたものがあって、生きてて。喜助はその先があるなって思ってて。山椒大夫も、悪いやつだけど生きてて、……楽しいです。……うまく言えないですね^^;楽しかったです!」
文章を作ってきたんじゃなくて言いたいことが溢れてきているかんじでした(のでニュアンスですすみません)
すごく聞きたかったことだから嬉しかったです だからこそいせ喜助は毎回しあわせを感じられたんだなあ

松本「僕は庄兵衛、山岡大夫、二郎と5役ほどやらせていただいたんですけど、それぞれ全く違って、とても良い経験になりました。」
まっつんが挨拶の最後を「個人的な話にはなりますが、極上文學という作品に出演できて本当に良かったです、ありがとうございました」って言葉で締めてて泣きそうになった

カンパニー一同、って言った後に「みつさん、ふっきーさん、あとむ、松田さん……」って言ってくいせくん
天宮「そこはざっくりでいいんだよw」
伊勢「wwあと四人くらいいます!」
全員言おうとするいせくん

この挨拶が収録なかったの悲しいな……皆さんそれぞれとても素敵なことを話されていたので


【18夜/東京千秋楽】
村田喜助、藤原庄兵衛、伊勢弟、服部安寿、天宮林太郎

いせ厨子王弟、集大成だったように感じる
「兄さん」でむちゃくちゃ泣いた いせ弟ずるい あれはずるい
いせ弟、生々しく生きてた死に際とさいごの儚さの差が凄まじい
個人的にいせくんに関しては、収録回が残してほしい回ふたつになって嬉しい心持ち

配り歩きの紙、楽日めっちゃいっぱい持ってた
最前で目薬さしてたら神田さんがなぜか何度も頭よしよししてくれた(笑)

いせ弟は本で人を示すのが顕著
庄兵衛「喜助。お前、何を思っている」
ちょっと笑んで降りていくいせ弟

喜助「たった一人の弟を殺しました」
ゆっくり手元の本に目を落とすいせ弟
みつ喜助といせ弟、立ち上がるタイミングを合わせている
みつ喜助が顔を隠した本を下げるとき、音が聞こえるほど本を強く掴んでた 音聞こえた

弟「ものを言うのがせつなくっていけない」
言い方を大切にしてきた
剃刀抜いた直後、口が開くみつ喜助
いせ弟の死に顔がすごく美しかった
抱いたいせ弟に顔埋めてるみつ喜助

鯛ちゃん厨子王がいやいやしてたところ、女中さんに頷くいせ厨子
お姉ちゃんの着物つまんで、つばさ安寿が振り返って、皆で連なって歩いて行く

洞穴
つばさ安寿といせ厨子王、目を合わせてぱっと笑って頷いてからお母様に駆け寄る
お母さんが膝に手を置いたのに気付いて、お母さんの方見てまた笑ういせ厨子
どっかでお姉さまって言ってた

山岡大夫やら木こりやら山椒大夫やら、誰か身内でない人が来るとびくってまず身体が逃げを打つ伊勢厨子王 ほんとちっちゃい子だなあって

守られてばかりだったいせ厨子王が今日は明らかにつばさお姉ちゃんを守ろうとしていた いじらしい
つばさおねえちゃんの方も気に掛けてくれているかんじが増していた気がする

三郎に貼られた萱草の文字を見ているいせ厨子王の表情が素敵
二郎に促されても、段を降りるのを躊躇っている
厨子王「しょうじんいたします!」
平仮名表記ってかんじがした 幼児
新入りこっちだ!って言われても、行きたくなさそうにしてるいせ厨子
捌けていくふっきゅん二郎を少し追うつばさ安寿
あとむ安寿はすぐに厨子王に振り返ってた

いせ厨子王、寝るときに両手を合わせて寝ててあざとい
困り眉できるんですね

全赤眞コーナーで個人的にMVPだと思う回答
藤原「父ちゃんが母ちゃんになりそうなとき」

火箸押し付けられる場面が好きでにやけるという歪んだ性癖(笑)
転がった後の高い声が好き
焼き印捺されるいせ厨子王、高い声で呻く
この回しばらく「ううぅ、あぁ……」ってしてた

安寿と厨子王の別れ
翼安寿がすごく感情的でこみ上げるものがある
翼安寿は強い中に見せる弱さみたいなものを感じる とてもヒロイン力
厨子王「私は考えを決めました」あたりでどの厨子王も守り本尊しまうんだけど、この回手に持ったままだった
いせ厨子王は安寿にぎゅって抱きついちゃうから持ったままでも出来る

喜助「雪で御座います」の後、セットが回転してるとき、いせ弟がみつ喜助になにか喋りかけてた
ねえ、みたいな口の動きに見えたけど

いせ弟儚い……
離れたくない 離れる前にぎゅってしがみつき直してる
弟「……兄さん」
泣きながらの掠れた兄さん
すごい溜めてた 泣くしかなかった
ラストシーンでどちらの喜助も泣くけれど、二人ともその後とてもしあわせそうな顔になる
別れが悲しい、では終わらない

◆ダブルカテコ
伊勢「厨子王と弟と喜助と山椒大夫、あと奴もやりました(^^)」
兄ちゃんの気持ちもわかって、
みつさんっていうすてきなお兄ちゃんとやれて良かった、という話
言い終わってから胸撫で下ろして小さくほっとしてるいせくんかわいい

藤原「この二人の喜助がほんとに違って。演出のキムラさんと、これは同じようにやったらダメだって言ってて。ダメってんじゃないんですけど……お見せできたものが100点満点かはわかりませんが」

カメラに向けてピースするみつさん
伊勢「サービスを忘れない……すてきです(小声)」

本当は1ステージずつが1つの作品だからこういうこと言うべきじゃないんだけど、ここまで見てきて思ったこと
みついせ兄弟は、最初兄が感情を削ぎ落とすのに徹してるのに対して、弟が感情豊かに生々し過ぎるぐらいにきてた
それがだんだん兄の感情が乗せられてきて、兄の感情が昂る場面では弟もさらに昂らせてくるようになって、それで東京千秋楽で最後のシーンがああなったっていうこの流れが、全体通して大きな対話になってた、ように感じた
非常にエゴじみた感想なので、読み流してください


◆トリプルカテコ
東京千秋楽はトリプルありました

村田「三回目でようやく皆さんの顔が見れました」
衣装1回脱いじゃったそうで
村田「セクシーなかんじに……ヒップホップ風でいきます」
右足だけ衣装捲り上げてるみつさん(笑)
謎の腕クロスからのYO!ポーズ

村田「袖では急いで鼻かんだりしてるんですけど、時間ないんで……」

村田「ふっきー出てきてもいいんだよー」
突然上手袖に向かって喋りかけるみつさん

村田「赤眞コーナーなんですけど、直前に言われて楽屋で考えるんですけど。この年になると、38なんですけどね、苦手なものとかなくなってきてですね、虎みてえな女とか……」
なんかちらほら声が聞こえて来てて、上手袖に入って皆を呼びに行っちゃうみつさん
皆さんわらわら出て来てくれました それぞれ衣装がところどころ……(笑)
一番あかんやつなふっきゅん
藤原「トリプルないよって聞いてたので……(笑)」

村田「皆さん残っていただいて……僕たち先に帰ろうとしてすいません(°°)」

一人だけ衣装完璧な翼くん
藤原「なんで完璧なの」
服部「写真撮ってましたもん。持ってきちゃった」
袖からスマホ出す翼くんの手を慌てて隠そうとするいせだい
伊勢「世界観が!!」
服部「もう終わってるから(笑)」

村田「地声で失礼します」

一人一人短めに挨拶がありました
伊勢「一番早替えができた弟です!^^」
手で合わせを押さえてる 喋りながら押さえ直して気にしてる

村田「貴重なお時間を、お時間やものをたくさんいただいて立っております」

村田「坂を下ったところにあるパーラーにでも行ってください」

シャン、ってカテコ終了の合図、鈴の音
締めの挨拶するかな?って空気の中
村田「クリスマスみたい…… 」
みつさんかわいい


【24日昼/大阪初日】
伊勢喜助、藤原庄兵衛、椎名弟、服部安寿、松田林太郎

いせ喜助、全部積み重ねた上で一周回って初日に帰ってきたような喜助でした
言葉を大事にしてる 読み方本当に上手になった

開演前の客席練り歩き
神田さんに東京から来てるのばれて晒し者にされる珍事 ジェスチャーで東京から来たやろみたいなことを言われた(笑)
なぜか近くにいた赤眞さんも巻き込まれるも赤眞さんはピンと来てない様子 そして神田さんから渡される真っ赤な紙に罪の一文字(笑)
通ってるどころか飛んできてすみませんこの作品がどうしてもまだ観たかったんです

OBP、空間が広くてCBGKとは受ける印象が違う
違う劇場で同じ演目を見るなんてテニミュ以外じゃ初めてだったので新鮮
夜明けのシーンで、空の文字に光が差すのがすごくきれいに見えた

洞穴に響く声を面白がってる鯛ちゃん厨子
あー!って口開けてにこにこしている かわいい

柴刈り、勢いよく刈ってそのまま後ろにごろーんって転がる鯛ちゃん厨子王かわいい
刈れた柴見てやったー!って喜んでる

回転斬りする鯛ちゃん厨子
厨子王「全部刈れた~!^^」
周囲一周かき集めてる

伊勢大夫は安寿の髪を切るとき、安寿じゃなくて厨子王の方を見ている 趣味悪くて良い

鯛ちゃん弟、いせ喜助から離れ難そうにしていた

いせ喜助、泣いてたけどすごい嗚咽っていうのではない しあわせそうだった

この回のいせ喜助、ほんとに細かいとこなんだけどああこれ元々みつさん喜助がやってたことじゃん、っていうのがちょろちょろあったように感じた 手が迷うかんじとかがどことなくみつさん感
みつさんはいせ喜助観ないって言ってたけど、いせくんはみつ喜助の相手だからなあ
あえてやってたとしたら意図はどこに? 他の人と同じことしない人なので
でもこの動作!とかこの言い方!みたいな簡潔明快に説明できるところじゃなくて 違うんだけど、違うんだけどそれでも雰囲気似てきた……?みたいな 影響を受けているのかもしれない、なんて勝手に思っていた


【24日夜】
村田喜助、松本庄兵衛、伊勢弟、服部安寿、天宮林太郎

いせくん千秋楽
いせ弟・厨子王は東京楽のとき集大成って言ったけど大千秋楽もそんなかんじ

配り歩きの紙、儚やっともらえた!なんだかんだ弟という人物が一番ツボだったりする
お客さんも慣れたものでどなたかが芝だか何かを食べちゃう動作されてたりして、福島「ありがとうございません……」という一幕があってめっちゃ笑った

いせ厨子王、歩くときやたらぴょんぴょんしてる
水汲み女に宿を尋ねるところ、手に付いてた赤いの(さっき弟で吐いた血)を女中に渡してるいせ厨子王(笑)
口がなんか尖ってる かわいい

いせ厨子王また守られてた(?)
つばさ安寿が守りにかかってたから甘える方向に行ってた
つばさ安寿といせ厨子王がようやく噛み合った気がする
つばさ安寿が手を伸ばして守ってくれて、いせ厨子王はお姉ちゃんに寄りかかりにいってた 守ってないわけじゃないんだけど

焼き印、いせ厨子王が起きるときの荒い息が好き

後半の安寿、あとむ安寿は人外感があるけどつばさ安寿は人間臭いのがそれぞれ全く異なる魅力

安寿の髪を切るシーンのいせ厨子
止めてみたいな目線で三郎を見ている場面がある
三郎に鎌を押し付けられてまつ二郎が取り上げた後、自分の手を庇っている

ラストシーンのいせ弟
「兄さん」でも泣くし、兄さんと別れた後も泣く

◆カテコ
えらい泣いててカテコすぐ引っ込んじゃういせくん


◆ダブルカテコ
今日千秋楽のキャストがおりますので一言、ってみつさん

伊勢「弟をやってると……ほんとに……もっと生きてたかったなって思って……;;……命の尊さを知りました……だから……周りの人を大切にしようって思いました……なので……だから……挨拶の言葉がだめですね……;;」
伊勢くんすごく泣いちゃって言葉が出なくて、でも少しずつ繋いでいくのを皆で待っていた

伊勢「森鴎外さんの孫?ひ孫?さんもいらっしゃって……安楽死についてどうなのかとか……考える機会になりました。……この作品を通して、なんでもいいからなにか心に残ってくれたらと思ってやってきました。明日も公演ありますので、極上文学山椒大夫高瀬舟最後までよろしくお願いします」
ニュアンスですが挨拶こんなかんじだったはず
めっちゃ泣いてるいせくんが嗚咽しながらぽつぽつ喋るのをみんなで見守ってる状態
泣きながらの生きてたかったなってはほんと 狡いと 思います
いせくんはほんとうに自分の演じる存在を大切にして寄り添うひとなんだなあっていうのを改めて感じました
つらかったよね生きてたよね生きたかったよね、おつかれさまほんとうに有難う


◆トリプルカテコ
村田「今日は『まだです……』って言われて……この間は脱いじゃって着替えながら出てきたんですけど」
東京千秋楽の話(笑)

村田「寝屋川っていうのは京都から流れる……」
急に寝屋川のことを喋り出したみつさんを止めるまっつん
村田「きったねえかわです(°°)」

天宮さん挨拶

村田「たこやきがミシュランに載ってます」
おおって反応してるいせくん
村田「どこで買っても大体同じです(°°)」

明日はパレードがあるそう、野球かな?
今日は空いてる
明日は旗振って……ってみつさんの話に合わせて旗振る仕草してるいせくん

村田「通天閣……たこやき……あとはアイスキャンディ……ローカルな話ですいません(°°)」


1ヶ月ぐらい経ってからルッキュ11夜繰返し見てたら突然ふっきーさん沼落ちした結果、現在進行形でえらい勢いで観に行ってる
ほんとうに素敵な役者さん
大千秋楽(大阪25夜)のルッキュを見たんですけど、安寿の髪を切るシーンでみつ大夫がふき二郎の腕ガッて掴むのになんかときめいた(笑)
赤眞コーナーの「マゾに見られがちな自分」も笑ったwww面白い解答大体ふっきーさんだった印象(褒美とは関係ない)


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血と雪の紙吹雪


託された願いは儚い希望、生きる者には幸福な罪
あの世界の思い出は、今でも極上の景色。

 

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